第40回 お地蔵さまの「よだれかけ」

先月22日(土)午後1時からコツ通りの延命寺(日比谷線南千住駅前南口前)にて、寛保元年(1741)に建立された4m余の大きなお地蔵様の古くなった「よだれかけ」を新しいものに取り替える法要に60名以上の方がご参集になり、ご住職の水野了尚さんによる読経の中、各自が自分の願い事を念じながら式が厳粛に行われました。

心地よい晴天の中、優しいお顔をしたお地蔵様をジーと見つめていましたら、本当に心が洗われていくようで、日頃のストレスが無くなる感じがしました。

是非、読者の皆様もドレスアップしたお地蔵様のお参りに来ていただき、安らぎを満たして下さい。

尚、コツ通り商店街では、お地蔵様前で1月から毎月第三土曜日の午後1時より「ごりやく富くじ市」というイベントを開催する予定でおります。

富くじでは賞金をご用意し、各店の割引き券や格安商品の販売やフリーマーケット等を行っていきます。よろしくご支援下さいますようお願い申し上げます。

先月15日(土)の夜半から未明にかけて、JRの新しいねずみ色の鉄橋(下り線)が架け替えられました。

かなり大掛かりな工事かな?と思っておりましたが、南千住駅寄りに造られていた鉄橋を少しづつ延ばしながら、あっという間に架け替えてしまいました。現在の土木建設技術のすごさに驚かされました。

今から131年前の明治6年(1873)に小塚腹刑場が廃止となり、翌年にはその周辺を高さ6尺の竹矢来(やらい)( 竹を格子状に組んで作る)を持って囲ったと明治7年の公文録に載っています。

なぜ囲ったのかと申しますと