コツ通り商店街には年2回端から端まで人で埋まる日があります。一つは先日終了しました地元の氏神様である天王様です。(地元の氏子達は子コツ通り商店街には年2回端から端まで人で埋まる日があります。一つは先日終了しました地元の氏神様である天王様です。(地元の氏子達は子供から大人まで「天王さま」と呼び親しんでいます)
江戸時代は牛頭天王社・飛鳥権現社とごずあすかいわれてました。一般にはコツ「小塚原」の天王様と言われ、それが明治元年(1868年)「王政復古」となり「神仏分離令」が公布され、現在の「素盞雄神社」と改名されました。六月三日からの祭りは現在では三日以後の土
曜日曜に行われ各町内61ヵ町あり、南千住地区は14ヵ町ある中の11ヵ町の神輿がコツ通りに集まります。夕方5時ごろより宮入り(神社に向かって神輿を納める)が始まり各町内の大小神輿が入ります。すばらしく雄壮な神輿振りは、担ぎ棒が2本で左右に神輿が地面に着く位倒れ掛かっていきます。見物したことのない人は一度天王様の宮入りを見に来てください。病み付きになりますよ。
2つ目はコツ通りの夏の盆踊り大会です。毎年8月の最後の土曜日曜の午後6時~9時半まで行います。今年は8月23日(土)24日(日)に行います。回を重ねること33回、33年間もよく続けて来たと思っています。これも全て南千住警察・消防・荒川区役所・瑞光町会・中央町会・祭りの瑞光若睦・志茂若睦・上町若睦等の各団体のご協力による結果だとコツ通り商店街の理事長として感謝しております。今年も楽しい盆踊り大会にしたいと今から話し合っておりますが、地域の経済の低迷で祭りと商店街活動の責任者として頭を痛めております。町のにぎわいが毎日続く良い施策がないかと色々やっていますが、今の社会の流れに乗って行きません。
貧しくても人を思い、皆でいたわりながら生活していた昔の暮らし方の方が幸せだったのではないかと思います。持てる者は持てないものに分け与える精神、弱者を助ける精神が無くなって来ましたね。お金は死んで持っていけないですよね。格差が開きすぎですよ。
祭りも商店街のイベントも皆が力を出し合ってはじめてできるものです。何度も何度も会合を開き人と人との話し合いの積み重ねで成立して行きます。皆で関わりあって生きていくことを知って、会話をしていきましょう。おしゃべりしましょう。家の中にいないで外に出ましょう。私事ですが、妻は要介護5の身障者です。退院して一カ月になりましたが、必ず一日一回は車イスで外に出て人々と会話をさせることで(失語症でかいわができませんが)症状が良い方向に向かって来ています。人と会い、一言二言でも良いので会話をしましょう。コミュニケーションをとることは自分の能力の限界を知り、協力し合い、相手を知るのに良い方法です。会話をしましょう。
仙成こと杉山